2010/08/11
京都・伏見
昨日仕事を休んで京都・伏見に行ってきました。
まず、伏見稲荷へ。
伏見稲荷は2度目です。
伏見稲荷といえば、千本鳥居。
僕も行くまでのイメージは、本殿とその脇に千本鳥居がある
イメージでしたが、実は稲荷山全体が巡排する場所。
全体を巡拝しようと思うと、相当の覚悟がいります。
今回は、千本鳥居を見て、四つ辻という中間地点まで登って
きました。
千本鳥居の場所だけでなく、巡拝する道には鳥居が並んで
います。
夏ということもあり、本殿まで戻ってきたときには汗だくで
した。それでもすっきりとした気分になりました。
来年(2011年)は御鎮座1300年だそうです。
この写真は、途中にいた賽銭箱上の猫。
気持ちよさそうに寝ていたので近づいて写真を撮ろうとしたら
めっちゃ睨まれました。
次に電車に乗って伏見桃山へ行き、坂本龍馬ゆかりの寺田屋を
見てきました。
この建物、オリジナルと思っていましたが、どうやら一度焼失
した後敷地の西隣に再建した建物のようです。
それでも、空間として坂本龍馬がいたであろう雰囲気や空間の
面白を体験を出来ました。
ちなみに今でも宿泊することは出来るようです。
この写真は2階の部屋と窓との間の空間。
空間構成としてもいい名と思うし、空気断熱のスペースとして
も機能しているのかなと思うとなかなかいいです。
いくつかある部屋のうちの一つの床の間と収納。
狭いがゆえのデザイン。
邪道なのかもしれない(苦肉の策?)が、なんだかいい雰囲気
でした。
2階の部屋から窓側をみた感じ。
坂本龍馬が愛用していた部屋ではありませんが、船で伏見に
来た人たちが泊まったであろう部屋。
この部屋でどんなことを考えてたんだろう。
再現されているお風呂。
現在は泊まってもこのお風呂には入れないです。
上の2枚は、この建物を見て残念だなと思った写真です。
その場しのぎで電気配線をしたり、傾いてきた建物を支
えるためにつけられた思われる斜材。
再建された建物とはいえ、せっかくの建物なので、ぜひ
寄付金等を集めて補修工事していただきたいです。
今のままでは、せっかくの寺田屋のイメージが半減して
しまいます。
古くからの建物は、補修されながらイメージを残しつつ
補修していって後世に残していくものだと思うので、古
くてオリジナルであることよりもちゃんとした補修をし
つつ残していってもらえたらと思います。
寺田屋の後、伏見にはきれいな水が湧き出ていることもあり、
酒蔵がいくつかあるので、それを見学に行ってきました。
写真は月桂冠の酒蔵のある庭に展示品として置いてあった桶
です。
この蔵、築125年だったような・・・。
すごくいい感じです。
中の資料館の内容よりも、この建物の保存がすごくいいので
すごく愛されて使われているんだなと思い、気持ちがよかっ
たです。
すぐ近所にあるお土産屋兼カフェも月桂冠の昔の事務所を利
用しているのですが、これまたいい感じでした。
古いものを改修しながら長く使うことの良さを体験できる場
所ではないかと思いました。
伏見最後に十石舟に乗りました。
そのときに月桂冠の蔵の裏手あたりの写真が下の写真です。
手前の木の生命力のすごさと自然の形のすごさ。
その背景にある蔵。
川から見る風景って、普段見れない風景なので、たまに乗ると
視点の変換が出来ていいです。
でも実は、舟に乗った瞬間にすごい雨が降ってのどかな川下り
ではなく豪雨の中の移動って感じでした。
一日いろいろと見て回って、リフレッシュ。
また今日からがんばらねば。
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